仕事や学校にお弁当を持って行くとき、スープも一緒に持ち運びたいと思ったことはありませんか?
寒い冬には温かいスープが体を芯から温めてくれ、満足感も得られるので、ダイエット中の強い味方にもなりますね。
スープジャーは保温機能があるため、その役割を十分に果たしますが、もう少し軽量で手軽に使える100均の容器があればと思うこともあるでしょう。スープジャーは確かに便利ですが、ややかさばり、洗うのも大変ですよね。
そこで今回は、100均で手に入るスープ用の便利な容器を調査しました。スープを漏らさず持ち運べるアイテムが揃っているので、これからのランチタイムにぜひ活用してみてください!
100均で手に入るスープジャーと容器
100均ショップには、さまざまなスープ用容器があります。価格はもちろん100円とお手頃ですが、保温機能はありません。その代わり、可愛いデザインと手軽さが魅力です。
ダイソーの丸型ランチボックス
ダイソーの丸型ランチボックスは、大・小のサイズ展開があり、スープを入れるなら大きい方がぴったり。
フタはスクリュー式で汁漏れを防止する構造になっていますが、完全密閉ではないので取り扱いに注意が必要です。また、フタを外せば電子レンジで温めることができます。
デザインはシンプルなモノトーンからパステルカラーまで揃っており、同シリーズのコップや箸も一緒に揃えたくなる可愛さです。
セリアのフタ付きスープカップ
セリアのスープカップはフタにパッキンがついており、汁漏れしにくい仕様です。
また、持ち手がついているため、熱いスープを入れても持ち運びやすいのが特徴です。こちらもフタを外して電子レンジで温めることができるので、便利です。
カラーバリエーションはベージュのシンプルなものやレトロな花柄があり、選ぶ楽しさもあります。
セリアのサラダカップの活用方法
セリアのサラダカップは、フタがスクリュー式なのでスープの持ち運びにも便利です。
ただし、完全密閉ではないため、移動時には注意が必要です。
フタを外せば電子レンジで温めることもでき、デザインもシンプルでロゴや色合いが可愛らしいのが特徴です。
スープ以外の用途もたくさん!
100均のスープ容器は、スープだけでなくサラダや丼物など、さまざまな食材の持ち運びに使えます。
冬は温かいスープ、夏は冷たい麺類など、季節に応じた使い分けも可能です。
ただし、密閉性に不安がある場合は、ビニール袋に入れるなどの工夫をして持ち運ぶのが良いでしょう。
スープジャーの利点は安心の密閉性
100均の容器では汁漏れが心配になることがありますが、スープジャーならその心配は不要です。
完全密閉なので、移動中も安心して持ち運べます。
また、保温・保冷機能が備わっているため、温かいスープはそのままの温度で、冷たいスープも同様に楽しむことができます。
スープジャーのメリット
- 汁漏れしない
- 保温・保冷機能がある
- 簡単な調理も可能
スープジャーは、温かいものを温かいまま、冷たいものを冷たいまま楽しめる便利なアイテムです。
さらに、持ち運び中にお粥やリゾットを作ることも可能で、夏には冷たいスープと麺類を一緒に持っていくといった使い方もできます。
温かい食べ物をそのまま楽しめる点が、スープジャーの大きな魅力です。
スープジャーのデメリット
お手入れが面倒
スープジャーの一番のデメリットは、手入れの手間がかかることです。完全密閉構造のため、パッキンやフタを細かく分解して洗う必要があります。しっかり乾かさないと、カビやにおいの原因になりかねません。毎回、隅々まで手入れするのは少々手間がかかります。
電子レンジが使えない
もう一つの不便さは、冷めてしまった場合に電子レンジで温め直すことができない点です。スープジャーは保温機能があるものの、時間が経つと温度が下がってしまうため、この点を考慮して使う必要があります。
スープジャーを効果的に使うコツ
スープジャーを最大限に活用するためには、事前の予熱が重要です。
スープを入れる前に熱湯を注ぎ、フタを開けたまま1分ほど待つことで保温力が上がります。このひと手間が、スープを長く温かく保つコツです。さらに、アツアツのスープを多めに入れると、冷めにくくなります。
忙しい朝に予熱する時間が惜しいかもしれませんが、この準備をすることで、腐敗を防ぎ、よりおいしく食べることができるでしょう。
スープジャーはこぼれずに安全に持ち運べる優れたアイテムなので、ちょっとした工夫でさらに便利になります。
スープの持ち運びに最適なタッパーの活用法
スープジャーは便利ですが、手入れや重さが気になる方には、電子レンジ対応のタッパーがおすすめです。
タッパーの良さは、冷蔵庫での保存から持ち運び、電子レンジでの温めまで1つで完結できる点です。軽量で扱いやすく、手入れも簡単なので、毎日のランチに最適です。
ジップロック スクリューロック
密閉できる丸形のタッパーで、汁漏れしにくい構造です。
300mlから730mlまでサイズが選べ、電子レンジ対応なのも便利です。季節限定でディズニー柄のデザインも楽しめます。
岩崎 スクリュートップキーパー
フタにシリコンパッキンが付いており、完全密閉で汁漏れの心配がありません。
サイズは250mlから1200mlまであり、電子レンジ対応でお手入れも簡単です。
Sistema マイクロウェーブスープマグ
フタ付きのマグカップのようなデザインで、電子レンジで温める際に便利な開閉弁付き。
持ち手があるので、熱いスープも持ちやすく、スープの持ち運びに最適です。
スープをステンレス水筒で持ち運ぶのはNG!?その理由とは
ステンレス水筒とスープジャーはよく混同されがちです。
どちらも保温・保冷性があり、持ち運びに便利な印象がありますよね。しかし、ステンレス水筒にスープを入れるのは避けるべきです。
私も以前、ステンレス水筒に味噌汁を入れて持って行った際、飲んでみたら変な味がして「腐ったのかな?」と思い捨てたことがあります。なぜそうなったのか、その理由を説明します。
水筒に入れてはいけないもの
ステンレス水筒の取扱説明書には、入れてはいけないものが記載されています。例を挙げると、以下のようなものです。
- スポーツドリンク
- 炭酸飲料
- 味噌汁・スープ・昆布茶などの塩分を多く含むもの
- 牛乳・乳製品
- 果汁飲料・お茶の葉など
これらの塩分や酸性の強い飲み物は、ステンレスの内側を腐食させる恐れがあります。
特に、スポーツドリンクや味噌汁、スープは塩分が多いため、水筒には入れられません。
ステンレスの腐食と金属中毒の危険性
同じステンレス製品でも、水筒とスープジャーでなぜ差が出るのでしょうか。
それは、使用されているステンレスの種類が異なるためです。ステンレスにはいくつかの種類があり、メーカーは用途に応じて材料を変えています。
水筒には塩分に耐性のないステンレスが使われている一方で、スープジャーには塩分に強いステンレスが採用されています。
そのため、水筒にスープを入れると金属が腐食し、溶け出した金属成分が金属中毒の原因となる可能性があります。さらに、内側に傷がある場合、その傷からも金属が溶け出す恐れがあります。
私が味噌汁を入れた際にも、内側の傷が原因で味が変わったのかもしれません。そのまま飲んでいたらと思うとゾッとします。
水筒は水やお茶専用に、スープジャーはスープ専用に使い分けるのが安全です。
まとめ
100均のスープ容器はデザインもおしゃれで手軽に使えます。電子レンジが使える環境なら、タッパーでスープを持ち運ぶのも賢い選択です。スープジャーやタッパーなど、自分のライフスタイルに合った容器を見つけて、ランチを楽しんでください。