息を止める時間の平均はどれくらいでしょうか?
息を長く止める方法が知りたいですか?この記事でその疑問に答えます。
今回は次の5点について説明します。
- 息を止める平均時間
- どれくらいの時間がすごいのか?
- 驚異的なギネス記録
- 息を長く止めるための方法とトレーニング
- 息止めトレーニングの注意点
結論として、一般的な男女の息を止める時間は「約1分」。息を止めることに挑戦したことがある人は多いでしょう。
実は、トレーニングをすれば息を止める時間を延ばせます。知っていましたか?何もしないままでは時間を延ばすことは難しいのです。
この記事でそのトレーニング方法を紹介します。まずは息を止める平均時間から見ていきましょうね。
息を止める平均時間とは
一般的な男女の息を止める平均時間は約1分と言われています。
もちろん、年齢や状況によって個人差はあります。子供や高齢者の場合、平均は約30秒前後と言われており、1分というのはあくまで一般的な数字です。
何秒以上息を止められればすごいと言われる?
息を止める時間で「すごい」とされるのは何秒以上でしょうか?
答えは120秒、つまり2分です。
2分以上止められると、アスリート並みと言っても過言ではありません。しかし、中には180秒以上止められる人もいます。
3分以上止められると、もはや超人レベルであり、潜水士や海女さんのような職業に就く人々も含まれます。3分は人間の限界を超えた領域です。
私も水泳をしていた頃は2分近く息を止められました。肺活量が大きく関係しているのでしょう。
驚愕のギネス記録!
ギネス記録で最長はどれくらいか知っていますか?それは驚きの24分37秒です。
スキンダイバーのブディミール・ショバットさんがこの驚異的な記録を持っています。この記録は神業とも言えるもので、達成するために3年以上の訓練を週6日行いました。
彼の才能だけでなく、日々の努力とトレーニングがこの記録を支えているのです。
息を長く止めるための方法とトレーニング
息を長く止めるための2つの方法を紹介します。
腹式呼吸
最近の健康ブームでメディアでも取り上げられることが多くなり、腹式呼吸の認知度も上がっています。深い呼吸と息を長く止める練習に最適です。お腹まで息を吸い込み、止める時間を徐々に延ばしていきましょう。
腹式呼吸のやり方を紹介しましょう
- 仰向けに寝て膝を90°に曲げる
- 両手の指をおへそのあたりに置き、息を吸いながらお腹を膨らませる
- 息を吸い切り、お腹が膨らんだところで数秒止める
- ゆっくりと息を吐きながらお腹を凹ませる
心肺機能を高めるトレーニング
長距離ランニングや水泳などの有酸素運動を通じて心肺機能を向上させることができます。これにより肺活量も増え、息を止める時間が延びるのです。体調が悪いときは避けるようにしましょう。
私はヨガをしており、毎日腹式呼吸を行っています。息を吐き切ることがポイントです。
息を吐き切ることで二酸化炭素を排出し、多くの酸素を取り込むことができます。リラックスして練習してみましょう。
息止めトレーニングの注意点
単独で行わない
息止めトレーニングは酸欠の危険があります。酸欠になると失神や最悪の場合、命の危険もあるため、必ず誰かと一緒に行いましょう。
食後を避ける
胃に食べ物が入っていると深く息を吸うことができません。
消化のために酸素が使われるため、早く苦しくなります。食後のトレーニングは避けましょう。
タバコを控える
タバコは肺機能を低下させます。また、心拍数も上がりやすくなるため、トレーニングの日は喫煙を控えましょう。
息を止めると酸欠になりやすいので、どのトレーニングでも安全第一を心がけましょう。
まとめ
息を止める平均時間は約1分ですが、トレーニングで延ばすことが可能です。
ダイバーや吹奏楽の人など息止めのトレーニングを行う方は、この記事を参考に注意点を守りながら安全に行ってください。