刺繍を始めたいけど、手元にチャコペーパーがない、または購入が難しいときに使える便利な方法をご紹介します。
このテクニックを使えば、手軽に刺繍を楽しむことができますよ。ぜひ、色々な方法を試してみてください。
刺繍シートを代用した刺繍テクニック
布に直接デザインを描く方法
一番簡単なやり方は、布に直接デザインを描くことです。
鉛筆や消えるペンで布にそのまま絵を描き、刺繍糸でラインを覆うだけです。
この方法なら、消えない線でも刺繍で隠れてしまうので問題ありません。シーチングやツイルといった布が向いています。
透かしてデザインを写す方法
図案を布にきれいに転写したいときは、透かしを利用しましょう。
窓の光を活用し、図案を布の下に置いて線をトレースするだけです。薄手の布や、白や淡い色の生地を使うと図案が見やすくなり、きれいに写せます。
スマートフォンを使ったトレース方法
スマートフォンを利用して、簡単に図案をトレースすることもできます。
イラストを撮影するか、インターネットで見つけた画像をスマホの画面に表示し、その上に布を重ねてトレースしましょう。
ただし、画面に触れると画像が動いてしまうことがあるので、注意が必要です。
この方法ならプリントアウトの手間を省けますが、著作権に配慮することも忘れないようにしましょう。
薄い紙を使って直接刺繍する方法
最近よく使われるようになったこの方法は、初心者でも簡単に取り組めます。薄い紙に描いた図案を布に重ね、そのまま刺繍してしまうやり方です。
この際、クッキングシートやトレーシングペーパーを使うのが便利です。これらは刺繍する際に手元にあることが多く、薄いので針も通しやすい素材です。細かすぎないデザインがこの方法には適しています。
刺繍のデザインが大きい場合は、まずアウトラインを刺繍し、次に紙を破って取り除くことで中を埋める刺繍も可能です。
まとめ
以上、チャコペーパーがなくても楽しめる刺繍の代用方法を紹介しました。
これらの簡単な手法を使えば、いつでも刺繍に挑戦できます。ぜひ試してみてください。
