着物や浴衣を着こなす際に、伊達締めや腰紐は欠かせないアイテムですが、準備を忘れやすいものですし、浴衣のセットには含まれていないことがよくありますよね。
100円ショップには様々なものが揃っていますが、残念ながら伊達締めや腰紐はまだ取り扱いがありません。
とはいえ、焦らなくても大丈夫！家にあるもので簡単に代用できる方法があります。
たとえば、腰紐の代わりに活用できるものとして、以下のようなものがあります。
- ビニール紐
- ストッキング
- 手ぬぐい
- 伸縮性のある包帯
- 腰用サポーター
腰用サポーターは少し難しいかもしれませんが、それ以外のものは100円ショップでも揃えることが可能です。
また、伊達締めが必要な場合、時間に余裕があればオンラインショップで早めに注文することをおすすめします。
この記事では、伊達締めや腰紐が手元にない時の代用品とその使い方をご紹介します。
浴衣紐や着物腰紐が見つからなくても大丈夫！
残念ながら、ダイソーや他の100円ショップでは伊達締めの取り扱いがありません。
そのため、自宅にあるものを代用したり、100円ショップで似たようなものを見つけたり、余裕がある場合は呉服店やオンラインショップで購入するのが良いでしょう。
特に夏場には、通気性の良いメッシュ素材の伊達締めがおすすめです。
最近では、ワンピースとしても浴衣としても着られるセパレート浴衣が人気を集めています。
日中はワンピーススタイルで快適に過ごし、夜には浴衣姿に変えて花火大会などのイベントを楽しむことができます。
腰紐は100円ショップで見つかるのか？
残念ながら、腰紐も100円ショップでは取り扱っていません。
しかし、先ほど紹介した家にある身近なもので代用することが可能です。
また、代用品ならば100円ショップでも手軽に入手できることが多いため、急なときに役立ちます。余裕があれば、あらかじめオンラインショップで購入しておくとさらに安心です。
着物に必要な伊達締めの代替案
伊達締めは、着物を美しく整えるために欠かせないアイテムです。特に、おはしょりをしっかりと調整し、衿を固定するために重要です。
もし手元に伊達締めがない場合でも、他のもので十分代用することができます。着物の上に帯を巻くため、外から見える部分に影響はありません。
以下に、伊達締めの代わりになるおすすめのアイテムをご紹介します。
通常の腰紐の利用
着物をよく着る方であれば、いつも使っている腰紐がそのまま役立ちます。おはしょりを整えた後にしっかり腰紐で固定すれば、特に問題はありません。
ビニール紐を代用する
もし腰紐が手元にない場合は、ビニール紐が代用品として使えます。
100円ショップやコンビニで手軽に入手できるので、急に必要になったときにも便利です。帯の下に隠れるため、見た目を気にする必要はありません。
ストッキングの再利用
古いストッキングを使って、伊達締めの代わりにすることも可能です。脚の部分をカットし、伸縮性を活かしてしっかりと結ぶことで、他の代用品よりも使いやすいかもしれません。
不要なストッキングなら、カットしても問題なく使えます。
手ぬぐいの活用
手ぬぐいを使って腰紐と併用する方法もあります。幅広の手ぬぐいを使うことで、伊達締めの代わりにしっかり固定ができます。
ただし、厚手の手ぬぐいは帯の見た目に影響を与える可能性があるため、素材選びには注意が必要です。
伸縮性のある包帯の活用
伸縮性のある包帯も、体にフィットして着付けに使いやすい代用品です。
体にしっかりと馴染み、着物を着た際の違和感を軽減します。
100円ショップで手軽に購入できるため、試しやすいアイテムです。固定力を強くしたい場合には、伸縮性のない包帯も一つの選択肢となります。
腰用サポーターの活用
マジックテープ付きの腰用サポーターも、伊達締めの代用品として役立ちます。
腰にしっかり巻きつけることができ、100円ショップで簡単に手に入れることができるため、試してみる価値があります。
伊達締めの代わりに使うときのコツ
以下は、伊達締めを他のもので代用する際に、美しい着姿を維持するためのポイントです。
- 衿はできるだけ深めに合わせてしっかりと固定
- 代用のひもは胸の下でしっかりと締める（腰紐のように背中で交差させる）
代用品を使う場合、特に衿元や上半身が崩れやすくなることが多いです。
動きを控えめにして、手元にひもを用意しておくことで、着崩れを防ぐことができます。
着崩れが直せない場合の対処法
代用品を使っていて着崩れが起きた際、自己流で直そうとすると、かえって崩れがひどくなることがあります。
修正方法が分からない場合は、無理せず近くの着付けのプロに頼むのが最善です。
もしも近くに着付け師がいない場合は、安全ピンが役立ちます。
たとえば、胸元が開きすぎた時は衿を安全ピンで固定し、裾が乱れそうな場合は、おはしょりを帯の下に安全ピンで留めて応急処置をすることができます。ただし、大きな安全ピンを使う場合は、着物の生地を傷めないように注意してください。
まとめ
伊達締めがなくてもなんとかなると思いがちですが、実際には着姿に大きな差が出ます。
特に長時間歩くときには、伊達締めが欠かせません。代用品を活用することも一つの手ですが、やはりしっかりとした伊達締めを使うのが理想的です。
次に着物や浴衣を着る予定があるなら、事前に伊達締めを準備しておくと安心です。今のうちに購入を検討してみてはいかがでしょうか。
