関西と北陸を結ぶ特急列車「サンダーバード」は、大阪から金沢までの約2時間半の旅を楽しむことができます。長時間の移動となるため、スマートフォンやタブレットなどの電子機器を充電する機会は欠かせません。
ただし、サンダーバードは新幹線のように全座席にコンセントがあるわけではないので、充電をするためには座席選びがポイントとなります。
ここでは、サンダーバードでのコンセントの配置と、快適に充電できるおすすめの座席について詳しくご紹介します。
サンダーバードの充電コンセント設置場所
サンダーバードの車両には、以下の場所にコンセントが設置されています。
- グリーン車の全座席（36席）
- 普通車の先頭および最後尾の座席（各号車に4席）
新幹線と違い、普通車のすべての座席にコンセントがあるわけではないので注意が必要です。
グリーン車（1号車）の全席にコンセント
サンダーバードのグリーン車は、全席にコンセントが完備されています。料金は普通車よりも少し高めですが、座席の間隔が広く、長時間の移動でもゆったりと過ごすことができます。
コンセントは肘掛けの近くに設置されているため、他の乗客を気にすることなく自由に使うことができます。
普通車の先頭と最後尾の座席にもコンセントあり
グリーン車以外でも、普通車の各号車の先頭と最後尾の座席にはコンセントが設置されています。
普通車は2列＋2列のシート配置となっており、自由席でも指定席でもコンセントの数は変わりません。先頭の座席では、コンセントに加えて簡易テーブルも備わっており、スマホやタブレットを快適に充電しながら作業もできます。
ただし、最後尾の座席では座席が回転するため、コンセントの位置が座席の背面にあり、使いづらいことがあります。そのため、充電を重視する場合は、最前席を選ぶと良いでしょう。
最適な座席選びのポイント
サンダーバードで快適に充電するためには、座席選びが重要です。
- グリーン車の席を予約する
- 普通車の先頭か最後尾の座席を選ぶ
サンダーバードでの充電には座席の位置が大きな影響を与えます。
快適にスマートフォンを使いながら旅を楽しむために、事前に座席選びをしっかり行いましょう。
コンセント付き座席を確実に確保するための事前予約
列車の最前席を選ぶと、前方に他の座席がないため開放的な空間でリラックスして過ごせます。一方で、最後尾の座席を選ぶと、大きな荷物を座席下に収納しやすく、旅の快適さが増します。
特にコンセント付きの座席は、トイレが近いなど便利な点が多く、人気があります。
そのため、自由席を選ぶ場合は、早めに列車に乗車することが大切です。自由席は他の乗客に取られる可能性があるため、できるだけ早めの行動することが大切です。
みどりの窓口での待ち時間が少なく、いつもでチケット予約ができるJR西日本のオンライン予約サービス「e5489」がとても便利です。
このサービスを使えば、乗車日当日の出発6分前まで指定席の予約が可能で、駅の自動券売機で切符を簡単に受け取れます。
私もサンダーバードを利用する際には、e5489をよく利用しており、ときどきe5489限定の割引チケットもあるため、自由席を予約するよりも指定席の方がコストパフォーマンスが良いこともあります。
e5489の利用には無料の会員登録が必要ですが、サンダーバードを利用予定の方にとっては大変便利なサービスです。ぜひ活用してみてください。
サンダーバードでのコンセント共有時の注意点
サンダーバードを利用する際、他の乗客がいる座席のコンセントを使うことはおすすめしません。
これは他の乗客に迷惑をかける可能性があり、トラブルの元となるためです。特に、自由席の乗客が指定席エリアでコンセントを使用するのは規則違反に該当します。
空いている席があっても、指定席エリアに入るためには該当するチケットが必要です。このような行為を行うと、車掌から注意される可能性があり、追加料金を支払わなければならないこともあります。
また、自分の座席でない場所で充電することは、盗難や紛失のリスクも伴います。そのため、他の乗客に迷惑をかけないように、また自分自身の安全を守るためにも、コンセント付きの座席を事前に予約することが最善の策です。
まとめ
サンダーバードの普通車におけるコンセント付きの座席は、快適で使い勝手が良いため非常に人気があります。特に先頭席や最後尾の座席は荷物を置きやすく、充電にも適しているためおすすめです。
確実にコンセントを利用したい場合は、自由席ではなく、指定席を事前に予約することが最適です。JR西日本のオンライン予約サービス「e5489」を利用すれば、簡単に座席を選べ、時には自由席よりもお得に指定席を確保できることもあります。このサービスをうまく活用して、快適なサンダーバードの旅を楽しんでください。
