子ども同士が楽しく遊ぶ中で、親としても何かしら挨拶を交わす場面が多いでしょう。しかし、相手の家族が引っ越すときに、どんなメッセージを送るべきか悩むことがあります。
子どもたちの関係は良好でも、親同士の関わりが少ない場合、どのように伝えるのが良いのか戸惑うこともあるでしょう。そんなときに役立つ、距離感のあるママ友への引っ越しメッセージの例をご紹介します。
ママ友に引っ越しメッセージを送るポイント
親しくないママ友に向けて、引っ越しの挨拶で心掛けたい3つのポイントを挙げます。
2. これまでの時間を振り返る
3. 新生活の成功を祈る
親しくない相手へは、特別な思い出が少ないかもしれませんが、シンプルに感謝の気持ちと新しい環境での幸せを願うメッセージが大切です。
また、今後の交流が見込めない場合は「お元気で」などシンプルな結びを心掛け、再会を暗示するような表現は避ける方が無難です。
感謝を込めたメッセージ
子どもたちが楽しく過ごした時間に対して、親として感謝の気持ちを示すことが重要です。
遊びの詳細がわからなくても、「楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました」といった言葉で、子どもたちの友情に感謝の意を伝えるのが良いでしょう。
これまでの関わりを振り返る
親同士が深く交流していない場合でも、子どもたちから聞いた話をもとに新しい発見を共有することができます。
特に共通のイベントや学校行事などに触れたり、子どもに相手のお子さんとの遊びの話を聞いてみるのも良いでしょう。
最後に「これまでお世話になりました」といった一言を添えると、より良い印象を与えます。
新天地での幸せを願う
引っ越しは新しい生活の始まりです。相手にとっても不安なことも多いでしょうから、新しい場所での幸運と幸せを願う言葉を添えることも大切です。
新しい環境での健康や、素敵な出会いを願うメッセージを送ることで、相手への配慮が感じられるでしょう。引っ越し作業の中での体調にも気を配る姿勢を忘れずに。
引っ越しの際に贈る別れのメッセージ:感謝と応援を込めて
〇〇ちゃんと一緒に過ごす時間が少なくなることを考えると、私たちの息子も少し寂しそうです。
新しい環境での生活が楽しみですね。
どうぞお体に気をつけてお過ごしください。これまでありがとうございました。
引っ越し準備でお忙しいと思いますが、どうかご無理なさらずお体を大切にしてください。
〇〇ちゃんにもよろしくお伝えください。
娘と楽しい時間を過ごしていただき、ありがとうございました。
息子と仲良くしていただき、本当に感謝しています。
新しい生活には新たな挑戦もあるかと思いますが、ご無理なさらず頑張ってください。
【補足】PTAや学校の役員でお世話になった方へのメッセージ例
幼稚園や小学校でのイベントや役員会、PTA活動でお世話になった方が引っ越しされる場合に使えるメッセージを紹介します。
親しい友人というほどではないかもしれませんが、活動中は協力し合いながら過ごしたことでしょう。
そのため、その協力に感謝の気持ちを込めて、引っ越しの際のメッセージを送りましょう。
お引っ越しの予定を聞き、驚いています。
お引越しされる前にぜひご挨拶をと思い、お声をかけさせていただきました。
3年生の学年委員やPTA活動の際には、〇〇さんのご助力のおかげで何とか乗り越えることができました。
〇〇さんと一緒に役員を務められて、本当に良かったです。ありがとうございました。
新しい環境でもどうかお身体に気をつけて、これからもご活躍をお祈りしています
まとめ
引っ越しは人生の大きな転機です。その際には心のこもった言葉でお別れをするのが良いでしょう。
たとえそれほど親しくない相手であっても、感謝の気持ちをしっかりと伝え、新しい生活を応援するメッセージを短く簡潔にまとめることが大切です。
「寂しさ」を伝えることで、将来また会える可能性を示唆することもできますが、あえて「再会」については言及しなくても良いでしょう。
形式的な印象にならないように気を配りつつ、可能なら直接会ってお別れの言葉を交わすと良いでしょう。