学校に電話するベストな時間は？中学生の親向けマナー講座！

学校に電話をかける際、「この時間帯なら迷惑にならないかな？」と悩むことはありませんか？
特に、不登校や登校しぶりに関する相談、ちょっとした連絡をするとき、適切なタイミングを知っておくとスムーズに話が進みます。
そこで、元中学校教師の視点から「中学校に電話をかけるのに最適な時間帯」について詳しく解説します！

中学校に電話をかけるなら8時から8時10分がベスト

ほとんどの中学校では、先生の勤務開始時間は8時10分～8時20分頃です。
それ以降は職員会議や授業準備に追われ、電話に出られないことが多くなります。

8時15分頃から職員打ち合わせが始まるため、それまでの時間帯が狙い目です。
特に欠席連絡などの短時間で済む内容なら、8時～8時10分の間に電話をかけるのがベストです。

また、学校によっては朝の時間帯は事務室に電話が転送されている場合があります。
そのため、電話をかける際は「先生に直接つないでもらえるか」も確認してみましょう。

時間がかかる相談をするときの注意点

ちょっとした欠席連絡なら問題ありませんが、「相談したいことがある」「少し長めの話になりそう」という場合は、電話のかけ方に注意が必要です。

① 突然電話しても、先生が対応できるとは限らない

学校の先生は、授業の準備や会議、生徒対応などで常に忙しいです。
仮に電話に出られたとしても、他の作業の途中だったり、生徒を待たせていたりすることもあります。
そのため、落ち着いて話を聞いてもらえる保証はありません。

② 長時間の電話は失礼になることも

社会人のマナーとして、急に長時間の電話をするのは避けるべきです。
学校の先生も同じで、事前に「〇〇の件で少しお時間をいただきたいのですが、都合の良い時間はありますか？」と確認するのが理想です。
予定の合間に電話がかかってきて、1時間も2時間も話が続くと、先生側も困ってしまいます。

しっかり相談したいときは、事前にアポを取るのがベスト！

「じっくり相談したい」「長めの話になるかも」というときは、まず 朝8時～8時15分頃に電話をして、先生の空いている時間を確認するのがベスト です。

中学校の先生は授業の合間に「空き時間」があるため、その時間を指定してもらえます。

また、場合によっては給食時間や昼休みを使って対応してもらえることもあります。
事前にアポを取ることで、お互いに余裕をもって話せるため、より良い相談が可能になります。

朝以外につながりやすい時間帯は？

朝の時間帯に電話ができない場合、他にも比較的つながりやすい時間帯があります。

特に 昼休みは10分程度の電話なら対応しやすい時間帯 なので、相談ごとがあるときはこの時間を狙うのもおすすめです。

中学校に電話をかけるベストな時間帯はいつ？のまとめ

ここまで「電話をかけるベストな時間帯」について解説しましたが、何より大事なのは 「困ったことがあるなら、遠慮せずにすぐに連絡すること」 です。

確かに、先生が忙しい時間帯もありますが、問題が深刻化する前に学校と連携を取ることが何より大切です。
実際に「もっと早く相談してくれればよかったのに…」というケースも多くありました。

「すみません、お忙しいところ…」という一言があれば大丈夫！
学校とのコミュニケーションを大切にしながら、気になることは早めに相談しましょう！