IHクッキングヒーターに非対応の鍋を使うとどうなる?詳しく解説!

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豆知識

IHクッキングヒーターは便利な調理器具ですが、「IH非対応の鍋」を使うとどうなるのか、気になったことはありませんか?

「うっかりIH非対応の鍋を買ってしまった」「お気に入りの鍋がIH非対応だった」などの理由で、なんとか使えないかと考える方も多いでしょう。

この記事では、IH非対応の鍋をIHクッキングヒーターで使うとどうなるのか、そして使うための対策方法について詳しく解説していきます。

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IH非対応の鍋を使うとどうなる?

IHクッキングヒーターは、基本的に「鉄やステンレスなどの磁性を持つ金属製の鍋」にしか反応しません。では、IH非対応の鍋を使うとどのようなことが起こるのでしょうか?

(1)加熱されない

IH非対応の鍋の多くは、磁力に反応しない素材(アルミ・銅・耐熱ガラス・土鍋など)で作られています。

これらの素材の鍋は、IHクッキングヒーターの磁力によって電流が発生しないため、発熱せず全く加熱されません。

特に、アルミ鍋や銅鍋は熱伝導率が高いため、ガスコンロでは効率よく使えますが、IHではほぼ使えません。

(2)エラーが出る

多くのIHクッキングヒーターには安全機能が搭載されており、IH非対応の鍋を置いた場合、「鍋なし」と認識され、エラー表示が出ます。そのため、加熱が始まらず、調理ができません。

一般的なエラー表示例:

  • 「鍋を検知できません」
  • 「E1」「E2」などのエラーコード
  • 「対応する鍋を使用してください」といった警告

(3)ムラができたり、加熱効率が悪くなる

一部のIHクッキングヒーターでは、底に鉄を含む素材が少しでもある場合、かろうじて加熱できることもあります。しかし、次のような問題が発生します。

  • 加熱ムラができる(部分的にしか温まらない)
  • 火力が弱くなる(ガスコンロより加熱が遅い)
  • 料理がうまく作れない(食材に均等に火が入らない)

(4)IHクッキングヒーターが故障する可能性も

IH非対応の鍋を無理に使い続けると、IHのセンサーが誤作動を起こし、故障する可能性があります。

特に、アルミや銅の鍋はIHヒーターに過度な負荷をかけることがあるため、使用は避けたほうがよいでしょう。

そもそもIHクッキングヒーターの仕組みとは?

IH(Induction Heating)とは、日本語で「電磁誘導加熱」を意味します。IHクッキングヒーターは、電磁誘導の原理を利用して、鍋自体を直接加熱する仕組みになっています。

IHの加熱原理

  1. IHクッキングヒーター内部のコイルに電流を流すと、磁力(電磁波)が発生する。
  2. この磁力が金属製の鍋の底に伝わり、「電流」が発生する。
  3. 発生した電流によって鍋自体が発熱し、加熱される。

この仕組みにより、直接鍋を加熱できるため、ガスコンロよりも効率よく素早く加熱できるのが特徴です。

IH非対応の鍋を使う方法はある?

どうしてもIH非対応の鍋を使いたい場合、いくつかの対策方法があります。

(1)IH変換プレートを使う

IHクッキングヒーターで使えない鍋でも、「IH変換プレート」を使うことで加熱できる場合があります。

IH変換プレートとは?
IHの磁力に反応する金属プレートで、IHクッキングヒーターの上に置き、その上に鍋を乗せて加熱するものです。

メリット

  • IH非対応の鍋でも使用可能
  • 鍋を買い替える必要がない

デメリット

  • 熱伝導率が悪く、加熱に時間がかかる
  • IHの高火力を活かせない
  • プレートが熱くなりすぎると危険

(2)IH対応の鍋を新しく購入する

最も確実な方法は、IH対応の鍋を新しく購入することです。

IH対応の鍋を選ぶポイント

  1. 「IH対応」または「IH専用」の表記を確認
  2. 鍋底が平らで広いものを選ぶ(凹凸があると加熱ムラができる)
  3. 適度な厚みのあるものを選ぶ(厚みがあると均一に加熱される)

おすすめの素材

  • 鉄製鍋(フライパンや中華鍋)
  • ステンレス製鍋(鍋底に鉄を含むもの)
  • ホーロー鍋(内部に鉄を含んでいるもの)

IHクッキングヒーターでの調理を快適にするために

IHクッキングヒーターを最大限に活用するには、以下のポイントを押さえておきましょう。

(1)火力調整を上手に使う

IHは急激に加熱できるため、ガスよりも弱火で調理を始めるのがコツです。特に炒め物や揚げ物では、火力を急に上げると焦げやすくなるので注意しましょう。

(2)鍋の底をしっかり拭く

鍋の底に水滴や油がついていると、IHのセンサーが誤作動を起こすことがあります。使用前にしっかり拭いておくと、よりスムーズに調理できます。

(3)IH対応の鍋を定期的にメンテナンスする

IH対応の鍋でも、長年使っていると鍋底が歪んでしまい、加熱効率が落ちることがあります。定期的に鍋の状態をチェックし、必要に応じて買い替えましょう。

5. まとめ

IH非対応の鍋を使うとどうなるのか?

  • 加熱されない(磁力に反応しないため)
  • エラーが出る(「鍋なし」と認識される)
  • ムラができたり加熱効率が悪い(一部の素材では不安定に加熱される)
  • IHクッキングヒーターが故障する可能性がある

IH非対応の鍋を使いたい場合の対策

  • IH変換プレートを使う(ただし熱効率は低下)
  • IH対応の鍋に買い替える(最もおすすめ)

IHを正しく使うことで、快適な調理環境を作ることができます。ぜひIH対応の鍋を選んで、安全に料理を楽しんでくださいね!

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