全国展開のリサイクルショップ「ハードオフ」。売れない品物でも無料で引き取ってもらえることがある点が、多くの利用者に支持されています。
しかし、すべての品物が引き取られるわけではなく、状態や種類によっては引き取りを断られる場合もあります。
特に大きな商品を持ち込む際は、事前に店舗に問い合わせるのがよいでしょう。
また、買取金額に不満がある場合、品物を持ち帰ることも可能ですよ。
ハードオフで買取不可リスト!無料引取りOK
ハードオフでは買い取れない品物でも、無料で引き取ってくれる場合があります。
以下はその一例です。
壊れたパソコンやプリンターの無料引き取り
壊れたパソコンやプリンターも、ハードオフでは無料引き取りが可能です。ただし、すべての壊れた商品が対象ではなく、引き取れる理由があります。
ハードオフでは「ジャンク品」と呼ばれるカテゴリがあります。このカテゴリは、自分で修理するスキルを持つ人や部品が必要な人に向けて提供されるものです。
たとえば、パソコン部品が欲しい方にとっては、動作しない本体でも十分価値があります。そのため、壊れた商品でもパーツが良好な場合、値段がつくこともあります。
「どうせ無理だろう」と思う前に、一度店舗に持ち込んでみるのも良いかもしれません。
おもちゃやフィギュアの買取事情
おもちゃやフィギュアの買取も行っていますが、状態が悪い場合や付属品が不足している場合は、査定額が低くなったり、無料引き取りになるケースがあります。
特にフィギュアやプラモデルなどのコレクター向けアイテムは、専門店での買取がより高額になることが多いです。出張買取や宅配買取を利用すれば、店頭に持ち込む手間も省けます。
健康器具の買取可能性
健康器具やエクササイズ用品は、ハードオフで買取が難しいジャンルの一つです。
たとえば、「ジョーバ」や「ワンダーコア」などのテレビショッピングで話題になった商品は、一時的な流行後に需要が減り、在庫過多になることがあります。
また、大型商品は保管スペースの問題で断られることがあります。さらに、医療機器に該当する商品やPSCマークのない製品も買取できません。
ただし、コロナ禍により家庭でのエクササイズ需要が高まった影響で、健康器具の買取が増えた時期もあります。品物によっては査定対象になるため、事前に店舗に確認すると良いでしょう。
先日、オフハウスに持ち込んだフットマッサージ器は「医療機器認証番号」が記載されていたため買取不可となりました。こうした事例も参考に、持ち込む際には注意が必要です。
ハードオフとオフハウスの併設店では買取内容が異なることも!
一部地域では、ハードオフとオフハウスが併設された大型店舗が存在します。
これらの店舗では、ハードオフが主にパソコンやオーディオ機器を担当し、オフハウスが白物家電やホビー用品の買取を行うなど、査定の対象範囲が明確に分かれています。
特にオフハウスは、家具や洋服、バッグ類、食器、雑貨品など幅広いジャンルを扱っているため、引っ越しや断捨離の際には非常に便利なリサイクルショップです。
まずは店頭査定!ハードオフ無料引取りできるか「電話」で確認するのもアリ
どのように処分するか迷ったら、まずは店頭に持ち込んで査定してもらうか、事前に電話で問い合わせるのがおすすめです。
ハードオフでは査定が無料で行われ、「無料で引き取ります」といった形で複数品目をまとめて処分できることもあります。
特に大型家電や家具のように運搬が大変な品物は、店舗に直接持ち込む前に電話で確認しておくと、無駄足を防ぐことができます。
ハードオフで引取不可「捨てる以外」の処分法は?(売れる可能性も)
ハードオフでの引き取りが難しい場合でも、他に使える方法があります。
単に捨てるだけでなく、別の形で活用する選択肢を検討してみましょう。
地元掲示板「ジモティー」で欲しい人を探す
「捨てる神あれば拾う神あり」と言うように、地元掲示板の「ジモティー」を利用すると、意外なほど簡単に欲しい人が見つかることがあります。
特に大型家具や家電は地元の人に引き取られやすい傾向があります。しかも、ジモティーは手数料がかからず、自治体のゴミ回収費用を節約できる点もメリットです。
投稿は非常に簡単で、「無料であげます」カテゴリに写真と品物の状態を載せるだけ。希望者とのメッセージで日時と受け渡し場所を調整すれば完了です。
ただし、同じ品をメルカリとジモティーに同時出品するのはメルカリの規約違反となるため注意が必要です。
また、遠方の希望者には発送を求められる場合もあり、手間が増えることがあります。
不用品回収業者に引き取り処分を頼む
「とにかく早く処分したい!」という場合、不用品回収業者に依頼する方法も有効です。
多少の費用がかかりますが、すぐに処分できる点は忙しい人にとって大きな利点です。ただし、悪質な廃品回収業者に引っかからないよう、信頼できる業者を選びましょう。
一度処分を始めると「他にも不要なものがある」と気づき、一気に片付けが進むこともあります。思い切って断捨離を進めるきっかけとして利用するのも良い選択です。
まとめ
今回は、ハードオフの買取や無料引き取り、さらに引き取り不可品の処分方法について解説しました。
ジャンク品など、一見価値がないように見えるものでも、ハードオフで無料引き取りしてもらえるケースがあります。特に大型品の場合、事前の電話確認が手間を省くポイントです。
また、ハードオフで引き取れない場合でも、ジモティーや不用品回収業者を活用すれば有効な処分が可能です。
処分に困ったアイテムがあれば、ぜひ今回の記事を参考に、適切な方法で処理してください。