[char no=”4″ char=”悩んでいる女性”]「乾電池は近所のコンビニで回収してもらえるの?」
「使わなくなった乾電池をどうやって処分すればいいの?」[/char]
こうした疑問にお答えします。
- 乾電池はコンビニで回収してもらえるのか?
- 乾電池の正しい捨て方とは?
- コンビニ以外で乾電池を回収してくれる場所10選
- 乾電池以外の電池の処分方法とは?
使いわった乾電池は頻繁に出るゴミではないため、いざ処分しようとすると悩むことが多いですよね。
結論を言うと、コンビニでは乾電池の回収や処分は行っていません。
では、どこで処分するのが良いのでしょうか?
この記事では、乾電池の正しい処分方法や、コンビニ以外で乾電池を回収してくれる場所を詳しく説明していきます。
乾電池はコンビニで回収してくれる?
一見、コンビニは何でも回収してくれそうなイメージがありますが、実際には乾電池の回収は行っていませんし、捨てることもできません。
「バレなければ捨ててもいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実はそれは「営業妨害」や「不法投棄」といった犯罪行為に該当します。
では、なぜコンビニで乾電池を回収できないのでしょうか?
コンビニのゴミ箱は、基本的に店内で購入した飲み物や食べ物の包装を捨てるために設置されています。多くのコンビニには、「家庭ゴミの持ち込みはご遠慮ください」という注意書きが掲示されているのを見たことがあるかと思います。
例えば、買い物のついでに飲み終わったペットボトルや使い終わったポケットティッシュを捨てる程度であれば、コンビニも目をつぶる場合が多いでしょう。
しかし、乾電池などの家庭ゴミを捨てることは、コンビニ側の意図に反する利用法です。
コンビニのゴミ箱はあくまで「店内で購入した商品のゴミを捨てるためのサービス」です。店外で出たゴミを捨てても良いというわけではありません。
このように、コンビニでは乾電池の回収を行っておらず、持ち込んでも処分することはできないのです。
乾電池の正しい捨て方を知る方法
乾電池の処分方法は、「電池の種類」や「お住まいの地域」によって異なります。
そのため、正しい捨て方を確認するには、自治体の公式ウェブサイトをチェックするのが最も確実です。地域ごとに規則が違うため、自分の住んでいる場所に合った方法を確認することが重要です。
この文章でも、乾電池の正しい捨て方について簡単にお伝えしますので、参考にしてください。
乾電池を処分する際に重要な2つのポイントがあります。
2. 地域の分別方法を確認する
詳しく見ていきましょう。
1. 両端をテープで覆い、電流を遮断して捨てる
乾電池を捨てる際には、両端(プラス極とマイナス極)をテープで覆って電流が流れないようにします。
これにより、漏電や液漏れを防ぎ、安全に廃棄することができます。
テープを使わずにそのままゴミ箱に捨ててしまうと、ゴミ箱の中で乾電池がショートし、発火する原因になることもあるため、必ずテープでしっかり覆ってください。
2. 分別方法を把握する
乾電池をどのように分別するかは、お住まいの地域によって異なります。
一般的には、「燃やせるゴミ」「燃えないゴミ」「回収ボックス」などの方法で分別されますが、具体的な分別の仕方は地域ごとに定められています。
たとえば、一部の地域では乾電池を燃えないゴミとして回収する一方、他の地域では専用の回収ボックスを設置していることもあります。
お住まいの自治体のルールを事前に確認し、正しい分別方法で捨てることが大切です。
コンビニ以外で乾電池を回収してくれる場所10選
かつては家電量販店で乾電池の回収ボックスがよく設置されていましたが、最近では自治体が回収を担うようになり、回収ボックスを設置している場所が減少しています。
とはいえ、乾電池を回収してくれる場所はまだ存在しますので、ここでは10か所ご紹介します。
① 自治体のゴミステーション
最も一般的で利用されているのが自治体のゴミステーションです。
多くの地域では月に2回ほどの頻度で乾電池の回収が行われており、自治体ごとのルールに従って出すことが求められます。
ゴミの日や分別ルールを事前に確認して、正しい方法で出しましょう。
② ヤマダ電機
ヤマダ電機では回収ボックスは設置されていないことが多いですが、店内のレジスタッフに依頼すれば乾電池を回収してもらえます。
お店に行く際は、スタッフに声をかけて対応してもらうのが確実です。
③ ケーズデンキ
ケーズデンキでも、かつては回収ボックスが多く設置されていましたが、最近では設置店舗が減少しています。
しかし、レジでスタッフに頼めば、乾電池の回収をしてもらえることが多いので、困った際はお店に相談してみてください。
④ ホームセンター
多くのホームセンターでは、乾電池の回収ボックスが設置されていることが特徴です。
店舗によっては設置されていない場合もあるので、来店前に店舗に電話で確認すると安心です。実際に行ってみて確認するより、事前に問い合わせると確実に処分できます。
⑤ ビックカメラ
ビックカメラでは、比較的多くの店舗で乾電池の回収ボックスが設置されています。
ですが、全店舗に設置されているわけではないので、確実に回収できるかどうかは、来店前に店舗に問い合わせるのが安心です。
⑥ ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラでは、現在回収ボックスを設置している店舗が少なくなっています。
しかし、レジでスタッフに依頼すれば乾電池を回収してもらえることが多いので、まずは店舗スタッフに声をかけてみてください。
⑦ Joshin
Joshinも同様に、かつては多くの店舗に回収ボックスがありましたが、現在では設置している店舗が少なくなっています。
ただし、レジのスタッフにお願いすれば、乾電池の回収を行ってくれることがほとんどです。訪問前に確認してみると良いでしょう。
⑧ 図書館
図書館は意外にも乾電池の回収拠点の一つです。
多くの図書館に回収ボックスが設置されており、地域住民がアクセスしやすい場所として利用されています。
お住まいの自治体のホームページを確認すると、回収ボックスが設置されている図書館を見つけることができます。
⑨ 区役所
区役所でも乾電池の回収を行っているところがありますが、設置場所が限られている場合があります。
そのため、区役所に足を運ぶ前に、設置場所を事前に確認しておくことをおすすめします。
⑩ 地域集会所(活動センター)
地域集会所や活動センターは自治体が運営しているため、乾電池の回収ボックスが設置されていることが多いです。
自宅近くの集会所に回収ボックスがあるかどうか、自治体のウェブサイトで確認してみましょう。
このように、近くの家電量販店やホームセンターでは、スタッフに依頼すれば乾電池の回収を行ってもらえることが多いです。乾電池をまとめて処分したい際は、これらの場所を活用して、適切に処理しましょう。
乾電池以外の電池を処分する方法は?
乾電池以外にも、日常生活でよく使用する電池には以下の種類があります。
- ボタン電池
- モバイルバッテリー
- 充電式電池
モバイルバッテリーや充電式電池については、上記でご紹介した回収場所での処分が可能です。
ところが【ボタン電池】に関しては注意が必要です。
ボタン電池は、地域ごとに設置されているボタン電池専用の回収缶に捨てる必要があります。設置場所については、お住まいの自治体のウェブサイトなどで検索して確認することができます。
ボタン電池が専用回収缶で回収される理由は、ボタン電池には水銀が含まれている可能性があるためです。不適切に捨ててしまうと、環境汚染の原因となることがあります。これを防ぐためにも、必ず専用の回収缶に捨てるようにしましょう。
また、乾電池と同様に、ボタン電池を捨てる際にも両端をテープで覆ってから処分することで、漏電や火災のリスクを防ぐことができます。
まとめ
今回は、乾電池の回収がコンビニでできるかどうかについて詳しく説明しました。以下にポイントをまとめます。
- コンビニでは乾電池を回収していない
- 捨て方は地域ごとに異なる
- 電池の多くは回収ボックスで回収可能
- ボタン電池はボタン電池回収缶で処分する
乾電池は、パソコンのマウスや子供のおもちゃなど、さまざまな場面で使われますが、頻繁に交換するものではありません。
そのため、いざ捨てようと思ったときに捨て方を思い出せないこともあるでしょう。このガイドが、電池の正しい捨て方を知る際の参考になれば幸いです。