柊を庭に植えない方がいい?!その理由と注意点、魅力も詳しくご解説!

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豆知識

柊はクリスマスや節分などのイベントでよく見かける植物なので、皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれません。

しかし、柊を庭に植えるのは避けた方が良いとされる理由が4つあります。

柊を庭に植えない方がよい4つの理由♪
  1. 葉に触ると非常に痛い
  2. 実がたくさん落ちて掃除が大変
  3. 西洋ヒイラギの実には毒性がある
  4. 害虫や病気に弱い

これから、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

柊を庭に植えない方がいい!その理由とデメリット

葉に触ると非常に痛い

柊の名前の由来は、古語で葉が肌を刺し、痛みを感じる「ひららく」という言葉から来ています。

その名の通り、柊の葉は厚みがあり、先端や縁が鋭くさわるととっても痛いです。

特に小さな子どもやペットがいる家庭では、怪我のリスクが高まります。

また、剪定する際にもこのトゲのある葉が作業の妨げとなります。見た目は美しいですが、実際の手入れは困難かもしれません。

実が多くて掃除が大変

柊の実は大量に落ちるため、掃除が手間になります。

さらに、小鳥がこの実を好んで食べに来るため、鳥のフンが増えることも考えられます。

西洋ヒイラギには毒性がある

西洋ヒイラギの赤い実には「サポニン」という毒性物質が含まれています。

誤って食べると、嘔吐や下痢を引き起こし、脱水症状の原因になるため、特に子どもが誤って飲み込まないようにする注意が必要です。

日本に自生する節分用の柊はモクセイ科で、西洋ヒイラギとは異なる品種です。

害虫や病気に弱い

柊は他の木に比べて害虫がつきやすい傾向があります。

中でも、ヘリグロテントウミノハムシという害虫は非常に厄介で、葉を食べて白くボロボロにし、あっという間に被害が広がります。

幼虫も成虫も葉を食べるため、早めの駆除が必要です。

柊に多い注意すべき病気2つ

炭疽病

炭疽病にかかると、茎や枝に褐色や黒い斑点が発生し、ほとんどの部分に広がります。この病気は湿度が高いと一気に広がりやすく、防除が難しいと言われています。

褐斑病

カビが原因で葉に茶色の斑点ができる病気です。春から秋の湿度が高い時期に特に発生しやすく、褐斑病の菌は落ち葉で冬を越え、春に胞子を作って風や雨で広がります。

柊を植えるメリットとその魅力

これまでのデメリットに加え、ここではメリットについてもご紹介します。

魔除けや厄除けの役割

風水では尖った葉を持つ植物が悪運を防ぐとされています。

日本では節分に柊鰯を飾り、邪気を払うために使われてきました。風水的には北東の鬼門や南西の裏鬼門に植えると良いとされています。

トピアリーの楽しみ

柊は動物や文字、ハートなどさまざまな形にアレンジできます。

大きな庭や植物園では、可愛らしいトピアリーアートとして楽しむことができます。

柊を植えてみたい!安全な植え方

小さなお子さんやペットがいる家庭では、柊の葉が問題になることがあります。

そこで、多くの人がフェンスなどで覆いを作って安全に気をつけています。これにより、子どもやペットが安心して庭で遊べます。

剪定やお手入れをする際には、刈り込みバサミや厚手の手袋を使うことで、トゲのある葉も安心して対処できます。

柊の花言葉

柊にはその葉の特徴に由来する花言葉があります。

柊の花言葉
  1. 用心深さ
  2. 保護・あなたを守る
  3. 先見の明

用心深さと保護の意味は、鋭く尖った葉が自らを守るため、また共存する人々を守るという意味が込められています。

老木になると葉が丸くなるため、未来を見通す力があるとされ「先見の明」という花言葉もあります。

いかがでしたか?

柊の葉を魅力的と感じるか、デメリットと感じるかはあなた次第です。

葉の尖った部に注意しながら、庭に柊のある生活を楽しんでいただければ幸いです。

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